TPERSPのホームページ

ここで説明する TPERSP は 右の図の銅のフェルミ面の ような立体透視図をFORTRAN で作成するためのサブルーチンセットです。 TPERSP の詳しい使用法は下の マニュアル にあります。もちろんフェルミ面の作図には詳細なバンドエネルギーのデータが必要になります。 それを 空間群の要請する対称性と解析性を保って行うのは、少し高度な技術を必要とします。 この説明のためには、バンド図の作図プログラム ayband の説明の方がさきに必要ですのでしばらくお待ちください。 ここではとりあえず 面心立方格子の銅の場合 のプログラムとバンド計算の結果をつけて置きます。

TPERSPのマニュアルtpersp.pdf(2MB)がダウンロードされます。 (2002/09/24)にほんの少しですが修正しました。

tpersp.f(57.1KB) のFORTRAN のソースの以前のバージョンのプログラム

tpersp.f(60.5KB) のFORTRAN のソースの新しいバージョンのプログラム(2006/02/27更新)

tpersp.tar.gzに更新しました。Entry文を全てSUBROUTINEにわけ、save文も全て除去しました。

また、subroutine tpcontなどFORTRAN66などで書かれた部分をほぼ全てFortran 90に書き換えました。

ただし、こちらでは新しいバージョンのayplot2が必要になります(2011/07/13)(舩島)。



(更新履歴)

結晶構造の作図用の TPCLEA に入っていた5個の ENTRY を独立した SUBROUTINE に変更しました。ENTRY 文による不具合を回避するためです。(2002/09/25)


(2006/2/27:この更新に関する文責は舩島にあります)

SUBROUTINE PLOTPS,TPCIRC,TPLIN2,TPHILD,TPHILPの引数のうち、 実数型のものは倍精度の実数です。
しかし、TPERSP内部でこれらのSUBROUTINEをCALLする際に引数を明示的に倍精度で
書かずにCALLしていたため、いくつかの処理系で不具合が生じていましたので、修正しました。

産総研長谷氏からバグレポートがありました。ここに転載しますので、同様な問題をお持ちの方は参考にしてください。公表しているソースの書き換えはしばらくあとになりそうです。

tpersp.pdfの図5のソースプログラム

tpersp.pdfの図7のソースプログラム

tpersp.pdfの図8(a)のソースプログラム

tpersp.pdfの図8(b)のソースプログラム

tpersp.pdfの図1のソースプログラム

tpersp.pdfの図2,図12のソースプログラム

面心立方格子のエネルギーを内挿して、フェルミ面を描くのに必要な細かい格子点の 上での値を得るFORTRANソース splfcc.f はここにあります 。 このプログラムが出力する fort.3 を、tpersp.pdfで紹介されているフェルミ面関連の プログラムが、入力ファイル fort.31 として 使用している。このプログラム splfcc.fが、入力として使用するCuの空間群と結晶構造のデータおよびバンド計算の結果(220KB)はここにあります。

tpersp.pdfの図11のソースプログラム TSCSDTMN

新しい SUBROUTINE TSCSDT のソースプログラム 上のtscsdtmnを使うときにはTSPACEに含まれている同名のものを、これに入れ替える必要がある。

LaCl3の空間群と結晶構造のデータ

Gaの空間群と結晶構造のデータ

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