8章 対象化のプログラムの補足

CRAY: CRAY Fortran 77 や、DEC: Digital Fortran 77- の新しいバージョンで、 TSPWDS やTSLADS などの内部変数をENTRY文で直後に入って使用 しているプログラムで、 エラーが出でいます。 これはRETURNしたときに, 本当に記憶領域を解放しているためと思われます。 ここは文法エラーを 承知の上で使っていた部分です。 この事故対策として,新しい サブルーチンを作成し, テストが一応完了しましたので,以下に にソースを発表します。

このプログラムのテスト中に、230番の空間群 Ia-3d, Oh10 のH点での対称化の計算で、 エラーがでることが判明しました。 このエラーを除くのには,TSPACE 本体に含まれる 二つのサブルーチン TSIRMR と ZZZY36 を以下に示すものに置き換える必要があります。

    1. 対称化の結果を出力する SUBROUTINE DSPWA & DSLCLA (1996/12/12)
    2. DSPWA を用いるように改正した, 平面波の対称化の使用例 (1996/12/12)
      プログラム例8.1の修正版
    3. DSLCLA を用いるように改正した, 原子軌道型の対称化の使用例 (1996/12/12)
      プログラム例8.2の修正版
    4. SUBROUTINE TRIRMR & ZZZY36 (1996/12/12)
    5. 結晶ポテンシャルの平面波展開表示の実関数化 (200/10/23) vpwja.pdfダウンロードされます。