趣旨

  材料科学、物質科学は、21世紀においても社会の技術基盤の発展を支える中心的な役割を果たすと考えられていますが、 これまでの経験的な組み合わせ論的新素材開発手法のみでは、 新しい知見に到達するまでの研究の効率化と省資源化・環境調和性の実現についての総合的検討の現代の必要性に対処できないと 考えられています。コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)の手法は、 このような状況におけるブレークスルーとなる可能性が極めて高いと期待されています。 このワークショップはコンピュテーショナル・マテリアルズ・デザインの可能性を展望するとともに、 その基本となる最先端の計算手法を学び、実際にマテリアルズ・デザインを体験することにより、 物質科学の新しいパラダイムに対応できる基礎能力をつけることを目的としています。  第17回からスーパーコンピューターコースを設置し、スーパーコンピューターを活用して大規模な系への適用についての実習も行っています。 次世代スパコンプロジェクトが進行している中、それを使いこなす人材の育成が急務です。 しかし、F1マシンに例えられる次世代スパコンは容易に使いこなせるものではありません。 そのためには、まず現存するスーパーコンピューターを十分使いこなす人材を育成することから始める必要があります。 本ワークショップでは、ベクトル化や並列化といったテクニカルな部分よりも、実際に計算して物質を設計する点に重点をおいて、 5日間スパコンを自由に使って実習を行います。


内容

効率性、環境調和性が要求される21世紀の研究開発で重要な役割を果たすコンピュテーショナル・マテリアル・デザイン手法に関するチュートリアルを含むワークショップ。

  1. 第一原理計算の基礎
  2. マテリアルデザインの基礎と応用
  3. MACHIKANEYAMA2002実習
  4. STATE-Senri実習
  5. Osaka2k実習
  6. ABCAP実習
  7. HiLAPW実習
  8. NANIWA-Series実習
  9. ES-OPT実習
  10. RSPACE実習
  11. ecalj実習
  12. feram実習
  13. その他


共催

東京大学物性研究所

協賛

日本表面科学会

実行委員会

 
小口 多美夫 (実行委員長 大阪大学産業科学研究所、教授)
森川 良忠 (大阪大学大学院工学研究所、教授)
吉田 博 (大阪大学大学院基礎工学研究科/スピントロニクス学術連携研究教育センター、教授)
赤井 久純 (東京大学物性研究所、特任教授) 
笠井 秀明 (明石工業高等専門学校、校長)
鈴木 直 (大阪大学、名誉教授)
伊藤 正 (大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター特任教授、副センター長)
浜田 典昭 (東京理科大学理工学部物理学科、教授)
下司 雅章 (事務局:大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター、特任准教授)


企画・立案 CMD®コンソーシアム

赤井 久純 (委員長:東京大学物性研究所、OU-QEDRI)
笠井 秀明 (明石工業高等専門学校、OU-QEDRI)
吉田 博 (大阪大学大学院基礎工学研究科、OU-QEDRI)
鈴木 直 (大阪大学、名誉教授)
草部 浩一 (大阪大学大学院基礎工学研究科、OU-QEDRI)
中西 寛 (明石工業高等専門学校教授、OU-QEDRI)
小倉 昌子 (Forschungszentrum Julich)
Wilson Agerico DIÑO (大阪大学大学院工学研究科)
OU-QEDRI Osaka University Quantum Engineering Design Research Initiative


連絡先

      
「コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップ」
実行委員長小口 多美夫大阪大学産業科学研究所、教授
実行委員事務局 下司 雅章 大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター 特任准教授

〒 560-8531 大阪府豊中市待兼山町1-3 大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター
http://www.insd.osaka-u.ac.jp
CMD担当: cmd[@mark]insd.osaka-u.ac.jp
TEL:06-6850-6342 FAX:06-6850-6342